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2021.3.2 子育て / 子どもとのコミュニケーション

「主体性」とは大きな声で話すこと?授業で手を挙げること?

 

主体性は大きな声で話すこと??

 
 

「主体性」という言葉を
聞いたことはあるかと思います。
 
 

文部科学省が出している
学習指導要領でも
 

「主体的」「対話的」学びという
言葉も出ています。
 
 

これって、学校だけでなく
社会人になってもよく言われますよね。
 
 

主体的に行動しろ!と。
 
 

主体的というのをググってみると
 

「自分の意志・判断で行動しようとする態度」

 

と出てきました。
 
 

うんうん、なるほど。
 
 

みつはしもコーチングを通して
クライアントが
自分の人生を自分の意志で決めて生きて欲しい。
 

そう願っています。
 
 

だって、自分の人生
誰かに決められるなんて嫌じゃない!
 
 

もしかしたら
決めてくれた人生が
 

めちゃくちゃ自分にあっていて
それいいね!って
自分で思えたらいいのかもしれない。
 
 

そしたら、最後は自分で選んでる!になるから。
 
 


 
 

先日、こんなお話を聞いたんです。
 
 

小学校の娘さんがいらっしゃるママさん。
 
 

娘さんは比較的おとなしく
声やリアクションも低めで
人前に出るのは苦手なタイプだそう。
 
 

ですが、学校で最近
こんな風に言われ悩んでいるようです・・・
 
 

「主体性を持て!」と言われ
 

例えば、発表で声が小さいと
 

「もっと大きな声で発表しなさい!」
 

とか
 

「積極的に参加しなさい!」

「自分の意志で考えなさい!」
 

こんな風に言われてしまうのだそう・・・。
 
 

これを聞いて
あなたはどう感じますか?
 
 

声が大きいことが主体性?
積極的であることが主体性??

 
 

人に合わせることはいけないこと?

 
 

なんでもかんでも
「主体性」と言っても
 

その子によって
受け取り方も
関わり方も
必要なことも
 

違うのではないかなと、
みつはしは思います。
 
 

コーチングの用語で
「ステイト」というのがあります。
 
 

分かりやすく言うと元気の状態。
 
 

でも、その元気の状態も
人によって違うわけです。
 
 

いつも、ステイト高く
テンション高く元気いっぱーい!
という人もいれば
 

ステイトもテンションも低めだけど
物静かで、その人の中では元気。
という人もいる。
 
 

大切なのは
みんな違う人間だから
それぞれに自分に合った状態ってあるってこと。

 
 

だから、主体性も
その人によって違うのではないかな。

 
 

例えば、「授業で手を挙げる」
という行為も、人それぞれ。
 
 

クラス全体では無理だけど
班になればできる。
二人だったらできる。
 
 

そんな子もいるかもしれないし
 

はいはいはーいヾ(*´∀`*)ノ
って、たくさんの人の前で手を挙げる子もいる。
 
 

この行為だけで
どっちがいいとか悪いってない。
 
 

でも、普段はできないけど
頑張って手を挙げるチャレンジしてみるもあり!
 
 


 
 

例として授業を挙げてみましたが
これって大人の世界でも同じことが言えると思います。
 
 

そして
自分で決めることが苦手な子、人もいるのです。
 
 

何事も言葉だけに踊らされることなく
その人自身を見ていきたいものです。
 
 

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!!!
 
 

ライフコーチみつはしあきこ
 
 

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