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2021.6.28 コーチング / 日常の気づき

支援を必要としている人はそういない

先日、素敵な場所を訪問してきました。
 
 
 

東京都小金井市にある
 
 
 

NPO法人地域の寄り合い所
 

「また明日」
 


 
 
 

認知症の方のデイサービスと
保育園が一緒になっているんです!!!
 
 
 

すごくないですか!?
 
 
 

ベビーからお年寄りまで
一緒に時間を共に過ごす場所。
 
 
 

そして、誰でも気軽に訪問出来て
 

鍵もかかってないし
インターホンもないし
 
 
 

大人も子どもも関係なくて
 

利用者だろうがスタッフだろうが関係なくて
 
 
 

特別なことをするわけでもなく
 

みんなで時間を共にして過ごしているんです。
 
 
 

私もまだよくわかっていないので
詳しくはお伝え出来ませんが。
 
 
 

先日、こちらの施設を取材した記者さんに
ご紹介いただき
 
 
 

気になっていたんです。
 
 
 

しかも、小金井なら車で30分くらいで行ける!
 
 
 

ということで
突撃訪問!?してきました^^
 
 
 

もうねー
ちびっこも、わんこも
おばあちゃんも
 

寄ってきてくれて
幸せ~な時間でした。
 
 
 

みつはしがなぜ
この施設のお話を聞いてみたいと思ったのか。
 
 
 

それは、私も

 

何かしらの「場」づくりを
したいと思っているからです。

 
 
 

それは、住所を構えた
リアルな「場」かもしれないし
 
 
 

SNSなどの「場」かもしれません。
 
 
 

いずれにせよ
 
 

子どもたち、若者たちの
心のよりどころに
なりたいと思っています。

 
 
 

(もちろん。お母さんたちのよりどころにもなりたい!)
 
 
 

誰もが、そのままの自分が受け入れられて

 

ジャッジされずにいいも悪いもなく

 

安心していられる場所。

 

独りじゃない、信頼できる人がいる。

 
 
 

そんな、場所。

 
 
 

私が救ってあげる!とか
 

そんなおこがましいことが言いたいわけではなくて
 
 
 

なんというか
 

お互い様

 

おかげ様

 

みたいな。
 
 
 

近所のおばちゃん?
 
 
 

西東京のあっこさん?(笑)
 
 
 

そんな場所です。
 
 
 


 
 
 

リアルな場も
あったらいいなと思いつつ
 
 
 

思いつきでできることではなく
 

責任もリスクも伴ったうえで
考える必要もあります。
 
 
 

だからこそ
それをカタチにしている人に
話を聞いてみたかった。
 
 
 

そして、お話の中で得た大きな気づきがあります。
 
 
 

実は「支援」を必要としている人は
そういない、ということ。

 
 
 

これ、どう伝えるか難しいのですが
 
 
 

誰もが

 

支援される人であり
支援する人である。

 
 
 

っていうこと。
 
 
 

すべてはお互い様であって

 

支援だけされたいと思う人は
いないということ。

 
 
 

これって、日本親子コーチング協会でも
お伝えしているアドラー心理学の
 

幸せの3原則と通じるものがあります。
 
 
 

幸せの3原則とは
 

人が幸せを感じる3つの法則。
 

この3つのメーターが感じられるほど
より幸せを感じられるというもの。
 
 
 

・自分が好き(自己受容)

 
 
 

・他者が信頼できる(他社信頼)

 
 
 

・貢献感(自分は人の役に立てる)

 
 
 

この3つ目の「貢献感」
 
 
 

自分は誰かの、社会の役に立てる!

 
 
 

そう思えることに
人は幸せを感じるんですよね。

 
 
 

逆に・・・
 

一方的に支援されて
お世話されて
なんの役にも立てない・・・

 

自分って必要ないのかな。
誰かのお荷物なのかな。
迷惑かけてるかな。

 

そう自分を否定したくなったりすることも
きっとありますよね。

 
 
 

お年寄りになると
確かに体は不自由を感じることが
増えるかもしれないし
 
 
 

小さな赤ちゃんは
お世話が必要です。
 
 
 

でも、前提として
すべてはみんな支え合って生きていて
 

「お互い様」なんですよね。
 
 
 

お年寄りに過剰な支援の手を差し伸べることで
 

自分でできることが減っていく。
 
 
 

自力を奪っているのは
もしかしたら
今の社会なのかもしれません。
 
 
 


 
 
 

「また明日」という場所には
バリアフリーなんて言葉はありません。
 
 
 

アパートの一階を
そのままぶち抜いて繋げていて
 
 
 

階段なども正直歩きにくいくらい。
 
 
 

でも、認知症のお年寄りも
一生懸命歩いて行動されています。
 
 
 

あぁ、便利な世の中って
人の力をも奪ってしまうことがあるのだなと

 

気付かされました。

 
 
 

これって、子育ても同じですね。
 
 
 

危険だからって
先に予測して危険回避を親がさせてしまう。

 
 
 

でも、本当は

 

子どもたちは乗り越える力を持っている。

 
 
 

それを信じる方が大切。

 
 
 

それに、認知症のおばあちゃんも
子どもが泣いていたら抱っこしてあやしていたり
 

みんなで時間を共にしているので
誰が何をしなくちゃいけないとかもなくて
 

出来る人が出来ることをやる、みたいな場所でした。
 
 
 

あぁ、伺ってみてよかった。
 
 
 

世の中には
それぞれの「想い」を胸に
 

活動されている方がたくさんいて
本当にすごいな、素晴らしいなと思いました。
 
 
 

みつはしも、自分にできること
やっていきます。
 
 
 

そして
 

私も一方的に
 

中高生を支援するよ!ではなく
ぜひ彼らにも何かしら私を支援してもらおうと思います(笑)
 
 
 

それでは!
 

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
 
 
 

ライフコーチみつはしあきこ
 
 
 

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