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2023.3.11 子育て / 子どもとのコミュニケーション

もう少しだけ子育てしたかった~次男高校卒業~

今日、高校3年生の次男が
高校を卒業しました。



まずはこれまで
受験も含めて



次男へのエール、お祝い
励ましなど多くのメッセージをいただいたことに



心から感謝いたします。


本当にありがとうごいました!







今年の高校3年生。



コロナ元年の2020年に
スタートした高校生活。



2/27でしたでしょうか。



休校が発表されて
突然学校に行けなくなり


その2日後の3月初日。



高校の合格発表。



友達と喜びを分かち合うでもなく
学校に報告だけ行き



そのまま休校になるという。



これは、もちろん我が子だけでなく



世の中のみんなが
同じようなことが起きていたわけですよね。



入学式というのもなかったので


親が学校に行く機会は
3年生の文化祭と



今日の卒業式のみ。




私は、たまたま
息子の高校の保護者向け講演を
させていただくことがあり

合間に一度だけ伺いましたが


子どもの様子を見れたのは



今日を入れてたったの二回。




卒業式の式次にあった
「学事報告」には



入学式(中止)
文化祭(中止)
体育祭(中止)
遠足(中止)
修学旅行(延期)






他にも中止の文字が
ずらりと並んでいて


そうか、並べてみると
これだけの経験を失ってきたのかと



改めて、たくさん我慢を
子どもたちもしていたんだなぁと。




その中でも
この学校に入る一つの楽しみだった
台湾への修学旅行。



台湾行きは中止。
二度の延期を経て
なんとか3年生で国内で決行された時は



よかったと心から思いました。


先日持ち帰った卒業アルバムの写真も
ほぼマスク姿。



正直・・・異様な感じを受けました。




今日の卒業式の最後には
担任段の先生からのあいさつがあって



先生も声を震わせながら



たくさんの我慢をさせましたって。



この選択で本当によかったのかと
先生方も迷いながらここまで来たそうです。


先生はまったく悪くない。

謝ることじゃない。

でも、そんな風に思ってくださって
いっぱい考えてくださって

本当に感謝です。




でも、ですね・・・


やっぱりすごいです
人の力って。



子どもたちの力って。



悔しいことも
いっぱいあったと思います。



青春を謳歌したい高校生にとって
我慢するってしんどかったと思います。



でもね、腐らずに
(時に腐ったかもしれないけど)



その中でできること
その中で楽しみを見つけていくんですね。




もちろんね
学校生活がすべてじゃないです。



長男は、高校が
一番しんどかったと言います。



望んで入った学校で
思うように過ごせなかった。



不登校とまではいかなくても
休みがちになり



でも、将来の夢に向かうために
大学進学をしたくて
通い続けました。


いろんな選択があって
いいと思います。




今朝、次男はこう言いました。


高校が一番楽しかったって。







あぁ、そうか。

丸3年間コロナで
かわいそうだったのかななんて
思う必要はなかったのかも。




こうなれたのは

1年生の担任O先生のおかげ。



担任を離れても
3年間ずっと



彼の個性を認めてくれて
彼を信頼してくれて
彼を必要としてくれて
彼を応援してくれた。




話しの長ーい彼に(笑)
何時間も付き合ってくれたこともある。



何かあればO先生に相談すると
言っていた。



大人を信頼できたのも
あの先生のおかげなんじゃないかなぁ。



すごいですよね。


たくさんいる一生徒ではなくて
一人一人を見てくれる。




そのO先生ね

卒業証書授与で
マイクの前で名簿を見て
生徒の名前を読み上げるのではなく



ひとりひとり
名前を呼ぶ生徒の正面に立ち



マイクなしで
その生徒を見ながら
大きな声で名前を呼んでいました。



もう、違うクラスの保護者達も
その姿に涙腺崩壊でした。



すごいなぁ。



一つ一つの行動で
子どもたちに愛を伝えているなぁって。



昨日、「いつまでもあるとは限らない」
っていうブログを書きました。



バックナンバーはこちら▼

いつまでもあるとは限らない | Akiko Mitsuhashi Official Website (mitsuhashiakiko.com)



子どもも同じ。



先生は特に、卒業を見送るから
ずっと同じ生徒といるわけじゃないから



一つ一つの時間を
大切にしているんだなぁと。



私も、講演で生徒さんの前に
立たせていただくことがあります。



一期一会だと思い
次はないと思い



ありったけの想いを
伝えているつもりでしたが

まだできるな!って思いました^^



話を戻しますが


彼が高校生活を楽しめたもう一つは
友達、部活の仲間。




高校に入って最初に仲良くなったお友達。


友達がいたこと
先ほど話したO先生が顧問であること



それだけの理由で
まさかの「陸上部」へ入部。




部活は入らない!



入らないとダメなら
(全生徒入部と言われる)



活動が少ない文化部へ入る
と言っていたのに



まさかの陸部に



「なぜに!?」と驚いたことが懐かしいです(笑)



1年中距離をやりましたが
足を痛めて
1年で部活をやめると言い出した時。



仲良くなったお友達やたくさんの仲間

そしてO先生が
マネージャーとして残ってくれ!

君が必要だ!と言ってくれたことが
大きかった。



必要とされる喜びを
心から感じていたことは
彼の様子でわかりました。




行かなくてもいい大会も
仲間が出るなら応援に行き



仲間が大会で負けて泣いていたら
慰めて、励まして。



仲間が走るから、行くと。



なかなか、中学までは
お友達とうまく関係を作ることが
難しかった次男。



幼少期にはグレーゾーンと
言われたこともある。



食べているおせんべいが割れたら
元に戻せと泣いて



食べているバナナが折れたら
元に戻せと泣いて



字が線の通りになぞれないと
癇癪を起こして



トラブルメーカーと
言われたこともある。



お詫びの電話を掛けたことも
一度や二度じゃない。



仲間に入れずに
一人で泣いている背中も
何度も見てきた。



私とはタイプが真逆で
もう少しゆるくできたら
楽なのにって思った。



どうしてそう考えるのか
わからないこともいっぱいあった。



離婚した時は

「俺、こんなに頑張ったのに!?」

そう言われたことは
きっと一生忘れない。


悲しい思いも
寂しい思いも
たくさんさせて



友達とうまくいかないのは
私が寂しい思いをさせているから?



ごめんねって何度も思った。



でも、高校卒業を迎えた今
彼は高校が楽しかったと言った。



もう数えきれないほどの
たくさんの心配をしてきたけど



どうにもならないことは
ひとつもなかった。




彼を理解してくれる
友達にも恵まれた。


本当にありがたいことです。



気付けばまた長文になりました(^-^;



あぁ、本当に卒業してしまいました。



次男が大学を目指すことをやめたことは
以前こちらのブログでお伝えしました▽

みつはし家、次男の大学受験が終わりました! | Akiko Mitsuhashi Official Website (mitsuhashiakiko.com)




もしも今年次男が
大学に合格していたら



この4月からは



長男:大学3年生
次男:大学1年生
三男:小学3年生



あと2年は、3人の息子は
まだ学生のはずでした。



長男が大学を卒業するまで
あと2年。


あと2年はまだ子育てが続く、
そんな風に思っていました。




あと2年は頑張らなくちゃ!
二人大学生って家計も大変だ!



口ではそう言いながら


あと2年は、まだ子どもでいてくれる



あと2年は、まだ子育てさせてくれる



そんな風に思っていたのだと
気づかされました。



でも、思わぬタイミングで
子育ての終わりが
突然に来てしまった。



2年も早く・・・




先月、大学受験をやめる!
次男がそう宣言した時



「心にぽっかり穴が空いた気分」



旦那さんがそう言って
ほろりと涙しました。



私はそれを笑いながら
見ていたけど
今さらながらに実感しています。


あー、なんか、さみしい!!!



さみしい
さみしい
さみしいよーーーーーー!!!



子育てしていた時間って



とても有難いことだったのですね。



渦中にいる時は
しんどいことも多いけど



この時を迎えると
そう、思います。



お母さんさせてくれて

子育てさせてくれて

ありがとう。



そして、本当にたくさんの方に
家族そろって支えていただいたことに
心から感謝いたします。



いつも本当にありがとうございます!




こんな風に、センチメンタルに!?
なっておりますが(笑)



来年、やっぱり大学に行く!とか
言いそうな気もしなくはないし



家を出るわけでもないし



きっとまだ家計は一緒だし



親のすねをかじり続けるのかもしれませんが(笑)



4月以降もどうなるか
いまだわかりませんが



もう少し一緒にいる時間を
楽しめたらいいなと思っています。



ここまでの長文にお付き合いいただき
ありがとうございました!!!



子育ての大変さはそれぞれに異なります。



安易に、大丈夫!って
言われたくはないかもしれません。



それでも、お伝えしたいのは


どれだけの子育ての心配をしても
どうにかなる。



だから、私たち大人は



みんなで一緒に



ただただ子どもたちを信じて
応援し続けられたらうれしいです!




それでは!

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


ライフコーチみつはしあきこ





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