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2024.6.21 子育て / 子どもとのコミュニケーション

子育ての終わりに思うこと~息子を送り出す母の心境~

今日は我が家の話を少し。

子どもを送り出す母の心境を
私の心の整理を含めて
綴らせてください。



19日(水)20:50発の飛行機で

19歳の次男が
オーストラリアへ旅立ちました。


またまた大袈裟(笑)



農村でフルーツピッキングをする仕事をする

ワーキングホリデーというやつです。



1年のビザなのと

延長する気はないようなので



1年もしくは半年くらいで帰国すると
今のところは言っております。



その後、今の彼の計画だと



カナダ

アメリカ

ヨーロッパ



と、3,4年くらいかけて
滞在したいそうです。



合間に日本に帰ってきて
必要なお金をためて
また行く。

みたいな。



何度かこのブログでも話していますが



忘れもしない昨年2月16日。



お弁当を持ち自習室に
勉強しに行っているはずの彼が

いつもより早く帰ってきて

意気揚々と



「おれ、受験やめるわ!」



と言った時、
まぁ、そりゃあびっくりしました(笑)



一方で・・・

内心ではそんなに驚かないというか
言いそう~って思いました(笑)



そんな感じの子なんです。



自分が思ったことを

良くも悪くも

周りへの影響とか
考えずにそのまま言う。



これによって
たくさんのトラブルも経験してきました。



たくさんの友達を敵に回したり
一人になったり。



私はそんな彼を



すごいなぁ、かっこいいなと思う反面



もうちょっと
柔軟にやったらいいのに、とか

もうちょっと
周りのことも考えたらいいのに、とか



思っていた時期もあります。



まぁ、私自身が
人の目ばかりに気にしていたり

周りのことばかり考えていたりが
癖だったのでそう思うのでしょう。



彼が中2の頃までは
よく学校に呼び出されましたし



病院に行く
相手を病院に連れていく

なんて電話も・・・。



ようやく中3の頃から
落ち着いてきて



おれ、大人になったから。

白黒だけじゃなくて
グレーがいい時もあると
わかったと。



ほう、そうなのか。



とはいえ

彼の信念というのは変わらず



思ったことは言いたいし

やりたいことはやりたいし



でもそれは
自分だけよければいいという
一方通行ではなく



相手の思ったことも聞きたいし

相手にも思ったようにやってほしい。

という、尊重もありました。



よく誰かのためだって言うけど

それがしたいのは自分でしょ?

だったら結局人は
自分のために生きてるんだよ。



こんなことも言います。



でもね、本当は人一倍臆病だし
寂しがり屋だってこと

私たち家族は知ってます。



強がっていても
いっぱい泣いていたことも知っています。



そんな彼が寂しかった時代に
私はあまり一緒にいてあげられなくて



離婚するまでの間も
長いことワンオペで
フルタイムで仕事して・・・



できる限りやってきたつもりではあります。



でも、もっともっと

大好きだよ
大切だよ

って言ってあげたらよかったし

抱きしめてあげたらよかったと

ちょっとだけ後悔はあります。



あの時の私の精一杯でしか
できなかったなぁ。



ただね、それでも
家族の愛は伝わっているというのは
信じています。



海外に行きたいと言い出してからは
一年くらい?



当初3月の予定が
6月に変わり



行くって言いながら
行かなかったりして、なんて思ったり(笑)



バイトと遊びを繰り返し
このままどうするのかしら?

なんて思うこともありました。



それでも

大学の受験費用を
バイトで返してきた時には

(返せとは言ってない)



ほう、自分で責任取ろうとしてるのね。
と思って、迷いつつ受け取りました。



で、そのお金で
家族旅行に行ったんですけどね(笑)





長男は、今週22歳になりました。



今、大学4年生。

中学に入るころからでしょうか。
教員を目指しはじめたのは。



もう本当に
その夢の手前までやってきました。



先週まで4週間
小学校に教育実習にいき

最終日にこんなことを言いました。



なんで子どもたちは
あんなに美しい顔で笑うんだろう って。



それを言っているあなたも
美しいよって、母さんは思ったよ。



大変なこともいっぱいあったそうです。

時間も足りないし、余裕もない。



それでも、一言いうなら
「楽しかった」と。



実習先の先生にも
恵まれたようで

母心としては
ありがたいなぁと。



もちろん、ここで教員をやめたとしても
それはそれで構いません。

彼が決めたなら。



比較的安定志向で

ルーティンを好み

真面目にコツコツ、な長男。



彼はこれが、幸せなのです。



次男とは本当に真逆のような人(笑)



この二人に

天真爛漫なサッカー少年の三男。



彼らを見ていると





片方大学に行かせたから

片方も行かせてあげなくちゃ!
そんな思い込みも不要です。





三者三様の我が子ですが



共通するのは



とっても優しくて
家族思いで
兄弟を大切にしていて



私のことも
信じてくれている、かな^^





結婚式のスピーチで
旦那さんが言った言葉です。



正直言えば
子育ての後悔はいっぱいあります。



でも、過去には戻れない。

これで、よかったことにする。



過去を否定することは
今の自分を否定することにもなるし



子どもたちを否定することに
なるのかもしれません。





改めて、自分に対して
そう思いました。



当日、家族全員で
成田空港に次男を見送り



出発まで2時間ほど
空港内で過ごしました。





運よく?たまたま?必然?

かはわかりませんが
この日なら全員で見送りに行ける!

そんな日を出発日に選んだ次男。



チェックインする時
荷物を預ける時



初めてのことを
しようとする時



次男の手が震えていたと

旦那さんが言っていました。



本人は、実感ないし
別に緊張も不安もないよ~
って口では言っていましたが



やっぱり緊張とか不安とか
あるんだろうなって。



トイレに行く回数も多かった(笑)



きっとこれも
彼にとって大切な経験になるのでしょう。



そうそう、成田に向かう車の中

旦那さんが

Kiroroの「未来へ」という曲を流しました。



ほうら~、足元を見てごらん
これが、あなたの歩む道~

ほうら~、前を見てごらん
あれが、あなたの未来~



っていう出だしの曲
ご存知ですか?



もー!泣かせようとしてるんかい!!!

堪えるのに必死でした。。。



そして、いよいよ搭乗。

入口に向かうあたりから
私の心臓がドキドキしてきました。



あー、やばい。

でも泣かないで
見送りたい。

くーっ。



心の中でいろんな葛藤が(笑)



いよいよって時に
みんなで写真を撮りました。









写真の時は笑っていましたが・・・



最後にハグした時に

ダメだった~

堪えられなかった~



出てきた一言は








お金がなくなるとか
パスポートなくすとか
(やりそう)
トラブルに遭うとか



そんなのはどうにだってなる。



命さえあれば
どうにでもなる。





それだけを願っていたはず。



勉強ができるとか
スポーツができるとか
いい学校に入って
いい会社に就職して



なんて、きっと誰も思ってない。





そんなことを思い出しました。



あぁ、こうやって




同じような経験した方
いますか?



みんなはどうなんだろう?^^



ちょっと前のブログでも
これまでのブログでも書いてきましたが



私は、子どもに対する思い入れというのでしょうか。

すごく強いと感じています。



長男が生まれたときに

これで本当の私の家族ができた!
そんな風に思ったんですよね。



もう一人にならないって
思ったのかもしれません。



いつだって孤独だったから。



母がいなくなり
姉がいなくなり
祖父母がなくなり

前の旦那さんも
帰ってこなくなり



私のもとからは
大切な人が去っていく。

どこかでそんな風に
決めつけていたように思います。



子どもにとっちゃ
重い話かもしれませんね。



あくまでも私自身の課題を
子どもに押し付けたり
すり替えたりしてしまうこともある。



子どもがいるから幸せなのか?

きっとそうじゃなくて



子どもがいてもいなくても

幸せを感じるのは
自分の心が決めている。



私の中の理想の母がいて
その理想の母になりたくて



苦手な裁縫をして
子どものバックをつくったりしてたなぁ(笑)



子どものことも
必要以上に心配して



守ってあげたくて



悲しい思いをさせたくなくて
傷ついてほしくなくて。



だから海外に行くってなった時に



何かあった時に
すぐに行けないし
守ってあげられないって
思ったんですよね。



守ってほしいかなんて
相手が決めることなのにねぇ。



それに、ずっと守ってなんて
あげられないし

守ってあげる必要もない。



今はそんなことにも気付いているので



自分の気持ちを
自分で理解してあげて
おちつかせられます。



こんな時、心から思います。



コーチングと出逢っていてよかったぁ~~~って。



そうじゃなかったら
子どもに依存する母親に
なっていただろうなと。



子どもを守ってあげなくちゃって!

それがいいことだって思い込んで
子どもから手も目も話せなかったかもしれません。



私は長男が小3、次男が小1で
ライフコーチワールドに入り



ライフコーチングを受ける、学ぶ、する
を始めました。



もっと早く知りたかった!

そう思ったし
コーチングを受けた方の
ほとんどがそう言います。



でも、彼らが小学生くらいのうちに



自分自身を知り
自分の人生に責任を持ち
生きていこうと決められて

本当によかったと思っています。



だからね!

本当にすべての人に

ライフコーチングを受けてみてほしい!!!



人生を自分の力で変えられるから!



と言いつつ・・・
三橋自身のコーチング枠は
ありがたいことにほぼ空きがなく

タイミングによっては
お受けできるのですが。



私がメンターをさせていただいている
多くの素敵なコーチ達がいます。



良かったらお繋ぎしますので
ぜひ遠慮なく言ってください!



話しを戻しますが



まぁ、いろいろと
ちょっと大げさに言いましたが(笑)



数ヶ月で帰ってくるかもしれないし

家には彼の部屋もあるし

帰ってくればまた
ちょっとした行動にイライラしたり

口出ししたくなったり

するんでしょうねぇ。



それができるのも、幸せなのかもしれないな。



今週は講演ラッシュもあり

なんだか心が動きっぱなしで忙しいです(笑)



それでは!

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


ライフコーチ 三橋亜希子





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講演家/想いをカタチにしたいコーチのメンター/ライフコーチ/三橋亜希子(みつはしあきこ)(@akiko.mitsuhashi) | Instagram