こどもの試練を奪わないこと
「誰かのためでなく、自分のために生きたいあなたを応援する」
ライフコーチ みつはしあきこです。
マザーズコーチングスクールの認定ティーチャーとしても
「こどもの人生」と「ママの人生」を応援をしております(^^)
3月も、まもなく中旬。
我が家の小6次男は、小学校へ通うのも残り「11日」となりました。
毎日みんなでカウントダウンしているようですが、みんなどんな気持ちなんでしょうね^^
こどもの忘れ物に気付いた時、どうしてますか?
さてさて、こどもが忘れ物をして出かけてしまった・・・
なんてこと、誰もが経験しているのではないでしょうか(笑)
保育園や幼稚園であれば、たいてい親が手を貸していたり
先生方がいらっしゃってなんとかなるものでしょう。
小学校になるとどうでしょう?
「行ってきまーす」と学校へ出て行ったあとに
「あ!○○忘れてる!」とお母さんが気付くケースありますよね~
我が家はしょっちゅうありました(;´・ω・)
忘れた物にもよるかと思いますし、年齢にもよるかもしれませんが、そんな時あなたはどうしてますか?
届ける?
学校に連絡する?
放っておく?
鍵を忘れて行った我が家の次男・・・
先日、確かまだ2月で寒かったとある平日。。
外出しようと準備をしていたら、玄関に次男の鍵を発見!!
母の葛藤(心の声)
「あ、忘れて行ったな・・・(^_^;)」
さて、どうしよう・・・。
学校を経由して出かけると、プラス15分くらいかな・・・予定には間に合うな。
届けてあげようかな。
んー、でも待てよー。そもそも、本人が管理してないからいけないんじゃん。
自分でどうにかすればいいんじゃない?
何度も言ってるのに、その辺に置いておくから悪いんじゃん。
あ、でも今日寒いからな~。私が帰ってくるまで(想定18時前くらい)
外にいるのはかわいそうか・・・
雨も降りそうな感じだし・・・ランドセルとか教科書とか濡れると困るしな~
それに友達と遊びに行けないのもな、かわいそうかな・・・
(しばし葛藤中・・・(笑)
ここで、旦那様の声が聴こえてくる(本当の声じゃないですよ(笑)
「そんなの届けなくていいよ。自分で責任もってどうにかすればいいんだよ。大丈夫だよ。」
↑これ、時々私が旦那様に言われていたセリフ。
なんだよ、冷たいなぁ・・・なんて思ったこともありました(;^ω^)
以前の私なら・・・
なんだかんだ手を貸して助けてましたね~
だって、かわいそうなんだもん。。そう思いません?
それって、母としては当然の感情ですよね。
もちろん大なり小なり状況によっては放っておきますが、気付けばできる限り手を貸していました。
だから、鍵は間違いなく届けてましたね(笑)
会社員だった時は、物理的に手を貸せないこともあったし、我慢させることもありました。
そんな時、お母さん仕事だからしょうがないじゃんっ。と思いつつも、
どこかで「お家にいたら助けてあげられたのに・・・」って罪悪感もあったんですよね・・・
こどもをしっかり見てあげられない母親だって、勝手に自分で思い込んでた時期ですね。
鍵はどうしたの?
届けませんでした。見てみぬふりをして、そのまま玄関の棚に放置。
ちょっと後ろ髪をひかれながらも、そのまま出かけました。
なんでって?
自分のしたことに自分で責任をもつためです。
忘れたらどうなるかを経験して、今後に活かしてほしいからです。
もう6年生ですしね(笑) これが1年生だったら届けてたかも・・
鍵を忘れたと気付いた時、どんなことを考えてどう行動するのか、見てみるのも面白い。
数時間外にいたって死なないし(笑)
それに、彼ならなんとかできるだろうと信じることができたから。
これね、旦那様も同じだと思うんです。
「そんなの届けなくていいよ。自分で責任もってどうにかすればいいんだよ。大丈夫だよ。」って。
大丈夫。彼ならなんとかできる。(その程度のことで死なないから)って信じてるんだなって。
親が手を出しすぎるとどうなるか!?
何度も言いますが、命の危険にかかわることや影響が大きいこと
周りに迷惑がかかることなどであれば、助けが必要なこともあるでしょう。
小さな赤ちゃんだって、手を貸さないと生きていけませんよね。
母親として、自分の手が必要な我が子ほどかわいいのかもしれない。
できの悪い子ほどかわいいなんて言葉もありますしね。
だってだって!大切な我が子なんだもん。そう思う気持ち、めちゃくちゃわかります!
それにね、かわいい子供のためにせっせと尽くす母でいる自分は
よい母親だわ~と思いたくなることもある。
それもわかるし、時には大事なことですよね。
お母さんは自分のこと大切にしてくれてる!心配してくれてるって、嬉しいかもしれないし。
でもね・・・ちょっと待って。
親がこどもを心配するあまり手を貸し過ぎると、こどもはどうなっていくでしょうか??
「忘れ物をしてもお母さんが届けてくれる」
「困ったらお母さんが何とかしてくれる」
ここで終わってしまうかもしれないんですー。
どうする?自分には何ができる?誰かに助けてもらう?
こんなことを自分で考える必要がなくなっちゃうと思うのですよ。
そうするとですね、結果的に自分で考えて行動できない人になっていく可能性がある・・・・
かも、しれませんよ・・・(怖っ)
人間生きていくうえで困ったことが起きないことはあり得ない。
誰かに助けてもらえることもあるけど、自分でなんとかしなくちゃいけないことの方が多い。
親が手を貸してあげられる時間は短い
こどもは一生自分のこどもであって、いくつになってもかわいいものなんだと思います。
それでも、こどもが親の手を必要とする時間は、思った以上に短いもの。
我が家の三男(2歳児)は洋服の脱ぎ着もだいぶ上手になり、何かをやってあげようとしても
自分でやると駄々をこねるようになりました。。あー、成長してて嬉しいやら寂しいやら(笑)
2歳児ですら、こうなんです!
親が想っている以上に、こどもって自分で考えて行動する力を持っているんですよね。
小学校に入れば、自分の足で登校するわけで
中学生にもなると親と一緒に行動することの方が減ってくるわけで
本当に本当に寂しい気持ちはいっぱいですが(/_;)
親の手を放して、一人で頑張って社会へ出ていくことを教えるほうが大切、そう思いませんか?
だって、一生そばにいて、手を貸してあげることなんてできないわけですから。
手は離しても心は離さない
こどもの成長と共に、親の手が必要とされなくなる。
寂しいですね。。
でも、こどもが親の手を離せるってことは、お互いが信頼し合っているから。
母親としての私が必要とされなくなったんじゃなくて
母親としてのあなたとの信頼関係ができてこそ、何かあっても大丈夫!って思える。
本当に困った時は助けてくれる人がいる、自分の味方がいるって思えれば
一人で挑戦してみることができるのではないでしょうか。
こうやって少しずつ、こどもは自分自身への信頼も貯めていく。
この先いろんな試練が訪れても、時に心が折れそうになっても
ぐっとこらえて立ち直れる力を育んでいくのかなって。
これこそ「自己肯定感」なんじゃないのかなー。
こどもだって「自分じゃ何もできないでしょ?お母さんがいなくちゃダメでしょ?」
って言われるよりも、「自分でできるよねっ」って信じてもらったほうがきっと嬉しい。
なんでも自分でやりたい時期の3男くん。
嬉しそうに「できたよ~ヾ(*´∀`*)ノ」って満面の笑みを見せてくれることもあれば
「できない~(ノД`)・゜・。」って泣きついてくることもあります(笑)
そんな時は「かか(母さんの略)やろうか?」って聞くと、「うん・・・」と素直になって
これはこれでかわいいもの♡
さてさて、鍵を忘れた次男君はどうしたか?
鍵を忘れた張本人。どうしたと思いますか??
兄の中学校へ、鍵を借りに行ったそうです(^^)
あ、その手があったか(笑)
しかも・・・前にも一度鍵を忘れて、兄のところへ取りに行ったそう・・・
なんだよーっ。心配して損したよ(笑)
この様子じゃ、同じこと繰り返しそうだな・・・って思いましたが、口には出すのは我慢しましたっ
我慢できた自分を褒めちゃおう♡
実はね・・・やっぱり心配で、夕方外出先から自宅に電話を入れちゃいました(笑)
ふつーに「はい、みつはしです。あ、お母さん?どうしたのー?」ですってー。
あ、無事にお家に入れたのねー、よかったよかった。と一安心しました。
私もエラそうなこと言えませんね・・・(;^ω^)
まだまだ子離れできないっ。
でもね、鍵を届けることは我慢しました!!
手を貸したくなる気持ちよりも、こどもを信じる力が少しだけ上回ることができたのかも!!
なんだか、ちょっとだけ次男が誇らしくもなりました。
だから、もし「なんで手を貸してくれなかったの?」と言われたら
「あなたの力を信じているから」って、そう言ってあげよう
そして、我慢できた自分を褒めてあげよう♡
こどものこと信じてあげられたねって。信じてあげられる子育てできたねって。
最後に・・・コーチングを通じて学んだこと
ライフコーチングも、マザーズコーチングも、その人の中に答えがある。
誰よりもその人(その子)を信じることができる。
マザーズコーチングスクールの講座では、まさしく「自己肯定感」を育む関わりが学べます^^
お母さんの気持ちにもフォーカスして、お母さん自信も大切にできちゃうんです。
今しかできない関わりがあるから・・・
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
コーチングを通して、「誰かのためでなく、自分のために生きたいと願う人」をサポートしています。 また、マザーズコーチングスクール認定ティーチャーとしても、コミュニケーション講座を通して、「ママの人生」と「こどもの人生」を応援しています。 誰もが自分の人生の主役。進みたい未来へ一緒に歩みましょう!
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