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2021.1.21 教育 / 教育について思うこと

【メディア掲載】日本教育新聞12/21号掲載「人生は自分で選択を。虐待受けた経験から語る」

日本教育新聞12/21号に掲載された内容をお届けします

 
こんにちは!みつはしあきこです。
いつも、ご覧いただきありがとうございます。

 

 
ありがたいことに
日本教育新聞12/21号に
みつはしのインタビューを
掲載していただきました。

 
タイトルは

 
「人生は自分で選択を。虐待受けた経験から語る」

 
 
以下本文です

 
 


 
児童虐待把握件数の増加に歯止めがかからない。

 
そんな中、コーチングの手法で
相談活動などを行っている

 
ライフコーチの「みつはしあきこ」こと
三橋亜希子さん(46)は高校を卒業して
実家を出るまで続いた父からの虐待についての話を時に交えながら

 
児童・生徒向けの講演、出張授業などに出向いている。

 
児童・生徒に自分の人生を
自分で選択することの大切さを語り掛ける三橋さんに話を聞いた。

 
 
物心がついた頃から、
父親のアルコール依存が始まっていた。

 
他にもギャンブル、借金、浮気と、
家族の絆を傷つける行為が重なり、
小学校入学の日に離婚。母は、家を追われた。

 
きょうだい、祖父母、そして父との生活。
家族で自営業を営んでいたが、父は働かなくなった。
そして、ストレスのはけ口が亜希子さんに向かった。

 
夜中に起こして長時間、説教を聞かせた。
なぜか、眠っている間に髪を切られた。
高校時代には、投げられた食器が顔に当たり、
ボクシングの選手が試合後に見せるようなあざができた。
傷跡は今も残る。

 
 
飲む酒がなくなれば、夜間でも、買いに行かされた。
酒屋が閉まっていても、自動販売機で子どもでも酒を買えた時代。

 
1人での寂しい買い物だったが、
家に帰ることの方が恐ろしい。

 
集合住宅の階段にしばらく座り込み、
父と過ごす時間が少しでも少なくなるようにした。

 
押し入れの中で息を潜めて眠りにつく日が続いた。
父に見つからないようにするためだった。

 
警察を呼んだことも一度では済まなかった。
同居していた祖父とけんかになるなど生活は荒れ続けた。

 
とはいえ、普段から暴力的だったわけではなかった。
近年、児童虐待事件で報じられるほどの暴力や暴言はなかった。

 
得意だったギターを延々と亜希子さんに聞かせるような父だった。
亜希子さんに依存し、構ってほしかったのではないかと当時について思う。

 
高校卒業後、実家を離れてからようやく、父との関係を絶てた。
それからは、祖父の葬儀を最後に会っていない。

 
 


コーチングで支援


 
 
虐待からは解放されたものの、
亜希子さん自身には、「思考の癖」が残った。

 
誰かに何かを求められるとうれしくて仕方がない。
何とかして応じようとする。本音で話すことができない。

 
子どもの頃は、いじめの標的となった。
無視されたり、何かを押し付けられたりした。
理不尽だと思っても言い返せなかった。抵抗しなかった。

 
それを見ると、「何をやっても大丈夫」
という雰囲気が広がっていった。

 
大人になってから、恋愛はうまくいかなかった。
結婚して子どもを生んだが、価値観が合わなくなり、やがて離婚に至る。

 
 
転機は東日本大震災だった。
東京在住の三橋さんの生活も一変した。

 
「日常がなくなった。明日があるか分からない」
とまで思い詰めていたところ、

 
コーチングに詳しい人と知り合い、
対話の中から、人の力を引き出していくコーチングこそ、
自分がやりたかったことだと確信。

 
個別に相談に乗るなどの「ライフコーチ」として働き始めた。

 
この間に、新たなパートナーとの出会いがあり、
再婚。出産して子どもは3人に増えた。

 
年の離れた3人の子どもを育てながら、
同世代の女性を中心に、
コーチングの手法でサポート活動を続けている。

 
 


学校で講演・授業


 
 
メールマガジンを通して、より若い世代にも、
コーチングの考え方を伝えたいと発信してきたところ、

 
親を介して、それを読んだ高校生がいた。
その高校生は関心を抱き、
在籍している東京都立上水高校に相談した結果、
この秋に講演会が実現した。

 
虐待を受けていた子ども時代から
今に至るまでを語った上で、

 
「一度きりの人生、自分のものだから自分が決めるんだ」などと訴え掛けた。

 
その2週間後には、埼玉県内の公立小学校で講師を務めた。
この小学校の6年生は総合的な学習の時間で
リーダーシップについて学ぶ。

 
三橋さんなどを講師として招き、
児童に、自分の仕事の内容などを話してもらっている。

 
この日は5学級を順番に回って、
幼少期の経験を含めて、自分の仕事について話した。

 
どちらの学校でも、三橋さんの話を聞いた児童・生徒が、
自分の悩みや苦しい家庭環境を個別に打ち明けてきた。

 
今後は、このような児童・生徒向けの講演をはじめ、
教員研修も手掛けていきたいという。

 
学校は虐待の芽を発見する場としての役割が期待されている。

 
虐待を受け、そこから脱出した経験を持つ三橋さんは、
「最後は、本人が助けを求める行動を起こさなければならないが、
行動を起こすためには、周りの環境をつくることが大切」

 
「本人の自主的な行動を待つだけではなく、ぐいっと入り込むことも必要。
心のドアの鍵は内側にしかないというが、時に強引にノックするといったイメージだ。
『誰かたたいて』と思っている子はいるはず。
親を大切に思う子どもに、親も一緒に助けてあげるから大丈夫、と伝えてあげるとよい」と話している。

 
(日本教育新聞12/21号より)


 
 
児童虐待の深刻な状況が
続いている中・・・

 
みつはしの経験や想いを
見てくださった担当者様が

 
みつはしの経験は
 
虐待を受けた子どもたちが
社会で活躍するためのヒントがある!

 
そう仰ってくださり
今回のインタビューが実現いたしました。

 
みつはしの幼少期の経験から
今にの活動に至るまでを
まとめてくださいました。

 
 
プロの方が書いてくださる文章を読み

 
自分が書くのとは全く違う表現というか
読みやすさ?というか

 
すごいなぁと
ありがたいなぁと

 
1人読みながら感動しました。

 
 

日本教育新聞12/21号

 
 

最後に

 
虐待を受けた子どもたちへ
大人はどう対応すればいいか?

 
という問いにお答えしました。

 
 
あくまでも持論ですが

 

時に、見守るだけでなく
強引にノックすることも必要。

 
こじ開けてくれるのを待っている子も
いると思うから。

 
「きっと困っていたら言ってくるだろう。」
 
「助けを求められたら助けよう。」

 
とか思うこともありますよね。

 
 
それも確かにそうなのです。

 
 
でも、それができない子(大人)もいるのです。

 
助けを求めることができたら
きっととっくにそうしてる。

 
できない理由が何かしらあるのです。

 

 
 
「自主性」の使い方は
一歩間違えたら

 
「孤独」にさせてしまうこともあると
私は思います。

 
そして、親を大切に想う子どもに
あなただけを助けるよ

 
だけではなく

あなたの大切な親も一緒に助けるよ。

 

そんなメッセージが伝わったら
声を挙げやすくなるのではないかとも思っています。

 
子どもの愛情って深いんです。

 
経験したからこそ
わかることがあります。

 
経験したからこそ
伝えられることがあります。

 
幼い時は
自分で選択できることは
少ないかもしれない。

 
自分で親は選べない。

 
でも、ここからの未来は
自分で選ぶことができる。

 
親が悪いとか
環境が悪いとか
言い訳はいくらだってできる。

 
誰かのせいにすることもできる。

 
でも、一生それでいいの?

 
あなたはそうやって
これからも何かのせいにして
自分をあきらめるの?

 
私が自分をあきらめていた過去から
自分を取り戻すのには
40年近い時間がかかりました。

 
でも40年たっても遅くない。

 
先日の高校の講演会では
生徒がそう言ってくれました。

 
何をするにも
遅いなんてことはないのだと
気付いたと。

 
苦しいこともある。
しんどいこともある。
なんで自分だけ?

 
そう思うこともあるかもしれない。

 
でもね
それも含めて自分の人生。

 
ここから作っていこうよ。

 

私が応援するから。
私があなたを信じるから。

 
これからもそう
伝え続けていきます。

 
これは
私だからこそできること
だと思うから。

 
 
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URL添付しておきますね^^

 
 
https://www.kyoiku-press.com/post-224750/

 
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※著作権は日本教育新聞社に帰属しています。
記事、画像等の無断転載はご遠慮ください。

 
 
これからも多くの方に知っていただけるように
活動していきます。

 
応援していただけたら嬉しいです!

 
 
そして、今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!

 
 
ライフコーチみつはしあきこ

 
 
 
 

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