よく言われるのが
カウンセリングは過去に向き
コーチングは未来へ意識を向ける。
カウンセリングは感情を扱い
コーチングは行動を扱う。
未来の目的追及
未来の目標達成の手段が
コーチングだと言われることも多い。
それはそれで
間違いではないけれど
未来の目的に向かうために
過去の自分に会いに行くことがあります。
そして、最終的に行動は大切なんだけど
（行動しないと現実は動かないから）
行動したくなるには「感情」が大切で
だから、三橋はコーチングで
「感情」を見ることを大切にしています。
私自身がクライアントの感情を見るのもですが
クライアント自身が
自分の感情と向き合うことが
とても大切だと思っています。
とはいえ・・・
感情と向き合うって
結構難しいと思っていて・・・
そもそも感情って何？
今私はどう思ってるの？
何を感じているの？
わからない・・・
そんなこともある。
この気持ち、すごくわかります。
なぜなら、私自身が
ずっと感情を押し込めて生きてきたから。
見たくないものには、ふたをする。
気付いちゃうとしんどいから
気付かないふりをする。
悲しい、寂しい、悔しい、憤り・・・
感じないようにして生きてた過去。
そうやって、自分のことを
守っていたんですよね。
というか、それしか方法を
知らなかったのだと
今は思います。
それに、もし自分の感情に
気付いてしまったら
その後、どうしていいかわからない。
だったら、
知らないふりしてやりすごす。
どうです？
読んでいて
あれ？私のこと？
そう思った人はいませんか？
きっと大なり小なり
みんなあると思うんです。
会社で上司に怒られて
本当はすっごく悔しくて悲しくて
泣きたいんだけど
ここでは泣けないって
グッとこらえる。
とかね。
「どうしたの？」と
気にかけてもらっても
「大丈夫！」と
笑ってごまかす。
でもね、人にはごまかせても
自分にごまかせるのかな。
それはあくまでも「フリ」であって
本当は気づいてる。
だから、
心と裏腹な行動をしては
苦しくなる。
ちゃんと、心と体が
教えてくれてるんですよね。
ここ最近特に
なんでしょうね、世の中の揺らぎ？
クライアントさんたちの中でも
いろんなことが起きていて
いろんな感情が渦を巻いている。
私のメンターのお一人が
８月は「状況をコントロールしにくい」
そんなことを言っていたことも
思い出しました。
最近とは言わず
ずっとそうですが
三橋のコーチングセッションでは
涙する方が多いです。
毎回泣いてる～
なんてことも、本当によくあること。
それでいいと、思っています。
だって、泣きたかったんだもん。
泣いたらいいよ。
セッション中に
クライアントから
こんな言葉を何度も聴いています。
違うクライアントさんですよ。
「私、泣きたかったんですね・・・」
「私、頑張ってたんですね・・・」
「私、本当は辛かったんですね・・・」
うんうん、そっかそっか。
泣きたかったね、うん。
よく頑張ったね。
辛かったよね、うんうん。
泣きたいだけ
泣いたらいいよ～。
泣いたら
弱音を吐いたら
もう立ち上がれなくなる？
本当にそうかな？
むしろ逆じゃないかな？
出すものだして
自分に寄り添って
肩の力を抜いて
ちょっと休憩したら
きっとまた、一歩踏み出せる。
それを、私たちコーチは、ただ信じる。
たまにこんなことも言われます。
思っていることを吐くと
ただの愚痴になっちゃそうだから～
別に誰かを何かを
責めたいわけじゃないし・・・
うんうん、そう思うこともあるよね。
でもね！安心してください！（笑）
愚痴では終わらせませんから（笑）
これも、大切なコーチの役割。
変えられないことに
ただ不満を漏らし
誰かのせいにしているだけの
愚痴なのか。
本当にありたい姿へ向かうために
感じていることを出すだけなのか。
目的が違います。
そこを、コーチは見ています。
本音を隠して
良い人になろうとしているだけなのか
本当にそう思って言っているのか。
言葉にしていることと
言葉にしていないことが
一致しているのか？
表情や声でも
それはわかります。
先日、自分の本音に気付いた
あるクライアントさん。
みんなのためにって
毎日必死で頑張って
でも上手くいかなくて
本当は辛かったんだって気づいて涙して。
「自分は無力だ。何もできない。」って言ったんです。
私は、一旦受け止めたうえで
こう返しました。
「本当に、無力なのかな。
本当に、何もできないのかな。
〇〇ちゃんだからこそできること
あるんじゃないのかな。
っていうか、すでにやってるし^^」
実際に、彼女だから
救われている人たちがいて
職場でも、潤滑油になっている。
そんな声もすでにもらっているから
私の推測じゃなくて、まぎれもない事実。
変えられないことはある。
やらなければならないこともある。
でもそれをどうやるか。
自分がどんな想いで
それをやるかは決められる。
その日の夜
彼女から報告メッセージが届きました。
どうやら彼女の想いが
周りに届いた出来事があったようです。
ふふ、本当によかったー^^
人の想いって人を動かします。
想いを語る時には、感情が動きます。
だからね
悲しい涙も
悔しい涙も
嬉しい涙も
いっぱい流したらいい。
いっぱいっぱい
味わったらいい。
そう、思います。
あなたには、泣ける場所はありますか？
三橋がつくる場は
どこも泣ける場にしています。
でも、世の中にもっと
泣いたり笑ったり
感情を出しても大丈夫な場所を
つくりたいですね。
※無理に泣かせようとは思っていません（笑）
それでは！
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ライフコーチ 三橋亜希子
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講演家/想いをカタチにしたいコーチのメンター/ライフコーチ/三橋亜希子(みつはしあきこ)(@akiko.mitsuhashi) | Instagram
