さて、今日は
「自立」ということについて
考えてみたいと思います。
１０月にとある団体様から
ご依頼をいただき
まさしく「自立」というテーマで
講演をさせていただくことになりました。
ありがたいご依頼です。
それ以前から
「自立」と言う言葉は度々耳にしましたし
考えてきました。
特に、みつはしは
コーチとして開業した当初は
今よりも
お母さん向けをメインの活動としており
親子の自己肯定感を育てる
コミュニケーション講座なども
積極的に開催していました。
（今も同様のテーマで学校での保護者向け講演を行っています）
その中で多くのお母さんたちが
子どもに望むこと
どんな人になってほしいか
という問いに
「自立してほしい」
「自立できる人になってほしい」
そう答えます。
では、
「自立」とはなんでしょうか？
何ができたら「自立」したと言えそうでしょうか。
言葉の定義は本当にあいまいです。
私たちは日々どれだけ
理解して定義づけをして
言葉を使っているでしょうか。
正直意識して使っている人の方が
少ないのでは？と思います。
（私もそうでしたから・・・）
改めて、お尋ねします。
あなたにとって
「自立」とはどのような状態でしょうか。
何ができたら「自立」したと言えそうでしょうか。
自分一人の力で生計を立てられること？
自分一人で生きていけること？
こんな風に仰る方も少なくありません。
では、「自分一人で」というのは
どこまでを一人でやるってことでしょうか。
人は一人では生きていけません。
自立＝一人で生きていく
ということだと、みつはしは思いません。
一人は、、、孤独です。
特に、
「心の孤独」は、
まざまな弊害を生み出します。
いじめ、自殺、虐待、DV・・・
悲しい出来事の根源は「心の孤独」
物理的に一人であることは
孤独だとは思いません。
例え、
一人でいたとしても
心が繋がっている人がいる
理解者がいる
帰れる場所がある
そう思えたら
人は「安心」を手に入れて
一人でも頑張ることができるのではないでしょうか。
心の孤独は、「自立」どころか「依存」を生みます。
心が孤独だと物理的欲求で
寂しい心を埋めようとします。
物なのか人なのか
何かが、誰かがいないと
立っていられななくなる。
だからこそ
自立のためには
心を孤独にさせずに
心の安定、安心、よりどころ、帰る場所が必要で
自立とは一人で何でもできることじゃない
むしろ人と共存して頼れることではないかと
みつはしは思っています。
例えば、家庭で親が出来ることは
安心を与えてあげること。
それができたら
依存することなく
勝手に自立していくのではないでしょうか。
心の孤独をなくし
誰もが安心して
自分の人生を生きて行けるように
これからも活動していきます。
そして、もうひとつ。
あなたはひとりじゃないよ。
大丈夫。
私がいます。
身体は近くにいないけど
あなたのこと、想っています。
あなたが笑顔でいられますように。
なんだか宣言＆告白みたいになっちゃいました(笑)
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ライフコーチみつはしあきこ
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